5.あらゆるハラスメントにも共通する防止対策について

  3項でも挙げた通りハラスメントはたくさんあります。

 

  ハラスメントに関する法律は今後も整備され、細分化していくことが予想されます。

 

  しかし、今のうちから「ハラスメントを起こさないようにするには」を考えて、

  行動に移していくことはあらゆる企業において必須事項になることは間違いないと思います。

 

  下記にどんなハラスメントにも共通する対策を挙げました。

〇スローガンを掲げるなど、会社を上げてハラスメント撲滅の意思表明を行う。

〇トップからのメッセージを継続的に発信する。

〇お互いを思いやり、安心安全な環境づくりに意識改革を行う。

〇パートやアルバイト、社員も含めて当事者意識を持つ

〇ハラスメントの実態調査を定期的に実施して公開する。

〇職場全体で研修やオンライン講習を通じて正しい知識を学ぶ

〇異なる立場、世代を交えて意見交換・ディスカッションの場を設ける

〇ポスターやリーフレット、WEBページを作成する

〇定期的に社内会合で「ハラスメント防止」を話題にする

〇コンプライアンス遵守カードを作成し署名する

〇社内での「さん」づけなど、フラットなモミュニケーションをとる

自分の会社に合った対策を実施に移してくださいね。

 

ちなみに、私の会社では年1回くらい研修があります。

 

父の会社では、行動指針に明文化して、

パワハラ・セクハラ・マタハラについては懲罰規定を作成したうえで、

e-ラーニングで管理職研修をしたとの事でした。

 

                     (出典:資格のキャリカレ ハラスメント対策テキスト)